カテゴリー「恋愛」の4件の記事

長続きしない訳

いまごろになって、女性との関係が長続きしない理由が自分にもあることが、腹におちるようになった。簡単に言えば、生物学的欲求の段階から、社会的生活の段階への移行がうまくいかないからなんだろう。
生物学的欲求とは、文字通り番いとして、相手を求める欲求のこと。いまもそうだが、惚れてからだいたい一年半で電池切れになる。嫌いになるんじゃなくて、(言葉を選ばずに言えば)飽きてしまう。
社会的生活の段階とは、家族関係を大事にしようとか、思いやりの段階。牡というより、ひととして相手を尊重し積極的に共同生活を営む段階。だから価値観が一致しないとなかなか継続できない。共通の趣味を持つとか、同じことやものに感動するとか、そういうことがどれだけ多いかがポイントになるのだろう。そしてそこを軽視すると、まもなく破綻が訪れる。いっしょにいても新たな発見がなく、相手への関心が薄れるのだからしょうがない。
そういえば、まえのかみさんと共通の趣味を持とうとして、あまり努力しなかったのは私のほうかもしれない。そりゃわたしが悪い。夫婦に会話がなくなる理由になる。
いまの状況も似ている。連れは、しょっちゅうこちらが予想もしないような質問をしてくるが、関心のない事柄にはまるで興味を示さない。かといってわたしのことばが少ないと、「(自分が話題をつくらないとならないから)疲れる」という。それはお互い様じゃないかな、と思いつつ、四六時中話していなくてもいいじゃないとも思う。
そんなに簡単に、趣味興味があうはずもなく、こりゃ本当に一生独り者かな。ただ街中を風景みながら歩くのが好きとか、テレビより本を読むほうが最近は多いとか、本はジャンルをとわず面白そうなものを読みますとか、そういうことがロイヤルストレートフラッシュのように揃うことなんてあるんだろうか?
ああ、これがマッチングの失敗なのか、自業自得なのか、せっかくデートの帰り道なのに悲しくなった。

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さようならお姉さま

ふと手に取った雑誌に、なつかしや、お姉さまの記事がでておりました。一般の雑誌に記事がでるなんて、なかなかできることではありません。生活スタイルを紹介するページに両面見開きで、写真付きでご紹介されておりました。
どきどきしながら内容を読んでいくと、じぶんとのあまりの生活スタイルの違いにびっくり。定期的にご自宅でパーティーを催しておられるそうですが、わたしにはとても考えられません。なぜなら整理整頓とは程遠い状態が常であり、パートナーがいたら「片付けなさい」と一喝されるような生活スタイルが、すっかり身についてしまったから。われながら、きたない。掃除していない、ということではなく、あっという間に増える書籍や郵便物、書類の数々に、手が追い付いていない。とても人さまをお招きする状態にない。残念ながら、ない。
しかもご自宅にワインセラーを購入し、お客さまのおもてなしされるという。これもないなあ。なぜなら、あらゆるアルコールのなかで、ビールとワインの相性が悪いことがわかっているから。特に赤ワインがまったくだめ。白のほうがまだまし。できれば飲みたくない。飲まないアルコールは、たとえば缶ビールのように数か月ほったらかし。おいしくなくなる。
パーティーの準備や後片付けは、たぶん全く苦にならないが、定期的にできるほどじゃない。そういう感覚にはたぶん生涯ならないだろうなあ。人の集まる場所は、どちらかというと苦手だし。ひとりがすき。または、ひとりの時間がないと、精神の安定を保てない。
いまの連れが、おなじことをいう。ふたりで住むなんてありえない。ひとりがすき、ひとりが楽。つまり似た者同士、ということか。
おねえさまには、いっぱいゆめをみさせていただきました。こんな素敵なお姉さまとデートできたら楽しいだろうな、とか想像して。でも想像だけのほうが、幸せみたい。現実は、それまでの人生がすべて刻まれたうえの選択だから。おねえさま、すてきな思い出をありがとう。そしてさようなら。あなたは理想の姿のまま、アルバムにとっておきます。決して手の届かない場所にあることに感謝して。

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恋愛あれこれ

おねえさまのご出張途中に休日が入るという、変な予定が書き込まれていた。ああ、そろそろ結納とか衣装あわせなんだろうな、と勝手に想像をめぐらせる。わたしと同年代で初婚で、ウェディングドレスに袖を通すのは初めてです、となると、ひょっとすると相手の男性は大変な思いをしているかもしれない。早い人でも1時間半ぐらい、普通は2,3時間、長い人はたぶんエンドレス(失礼)に衣装屋と打ち合わせを繰り返す。男性のモーニングがほとんど選択の余地がないのとは対照的だ。とはいうものの、あくびをしたり、ちょろちょろ歩き回っていると、あとで痛い目にあうのは経験者ならわかっていただけるだろう。女性によっては、一大イベントと考えているひとも少ないないからだ。

そんなことに思いをめぐらせている間中、なんだか面白くない。とうとう他人様のお嫁様になるのね、というのが、面白くない最大の理由。納得いかないなあ、とかつぶやいてみる。ま、仕方ないか、とも考えてみる。けど基本は面白くない。面白くない。

年末から年明け、今日に至るまで、ある年下の女の子とデートを何回か楽しんでいる。キスはおろか、手を握って歩くこともないない。「なんでも話すことが出来るおともだち」とか言われながら、バレンタインデーにチョコレートをもらって喜んでいる。そんな彼女が弟から、「ねえちゃん、若い男の人とつきあったほうがいいよ。服も化粧もなんだかババくさいよ」といわれて、それを私に打ち明けてきた。どういうつもりだろう?彼女と私は約ひとまわり離れている。そりゃ昔、モデルをしていたというだけあって、顔もきれいだし、スタイルもばっちり。けど、本人曰く、「わたし、ばばあだから」といじけている。さてはネット上に書き込まれる根も葉もない書き込みを真に受けて、勝手に傷ついたのだろうか?WEB2.0の世界で生き残っていくには、目に見えないたくさんの他人を思いやる愛情とともに、少々の誹謗中傷を苦にしないたくましさが必要なのだが、それを持ち合わせていなかったのか?少し諭してみたものの、納得していない様子。ここがオンナの磨きどころと、どうして思わないのだろう?誰しも年をとることは、避けられない事実であって、あとはそれをどのように受け入れるかだと思うんだけど。

私の同僚に、おそらく彼女と同じ年の女性がいる。たくさんの部下を持つ課長さん。日々難題を抱えながらも、ちゃんと部下の面倒をみながら、プロジェクトを進めている。一日でそんな風になったわけじゃない。たくさんの経験と、たくさんの涙と、たくさんの汗が積み重なって築いたもの。尊敬に値するし、実際尊敬している。このままあと三年たったら、同僚の女性のほうが、かっこよくモテる女性になっているはず。それがわかっているから、ついいろいろ言ってしまう。

別に自分の思い通りになって欲しいわけじゃない。ただ向上心というか、なにかになりたいと努力したり、変わろうと心がけたりしないひと、現状維持の人は、いっしょにいておもしろくない。それは男性でも女性でもいっしょ。人間弱いものとはわかっていますけどね、まずは変わりたいと思わないと、変わりませんよ。ねえ?

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好き

幼いころ無口だったジミー大西さんが、好きな女の子に「好き」とだけ、ひとこと伝えた、とテレビで観たことがある。いいなあ、と思った。なかなかひとことだけ、すきと言えない。かっこつけようとして、いろいろ考えてしまう。でも、本質は、ただ「好き」だけ。

今年のバレンタインデーとホワイトデーに、携帯メールで「好き」とだけメールを打ってみた。アニメーション入りのデコレーションメール。相手は、照れたのか、はしゃいでいた。伝えたかったのは、冗談でも受けねらいでもなく、ただ「好き」という感情だけ。かえって重かったのかな、と思いつつ、でも学生時代に長々と読まれもしないラブレターを書いていたよりは、格段の進歩だと自分では思っている。その後、なにも進展はない。そのあたりはいつもどおり。

気持ちを伝えるのって難しい。伝えても伝わらないし、伝えたつもりが、自分の意図と異なって伝わっていることは、よくある。自分の知らないところで想われていたり、自分の意識では全く表面化していないのに、夢に出てきてびっくりしたり。

いつもどおり、成り行きにまかせて、様子をみようかな。アクションを起こすといつもろくなことがないから。でももういいど「好き」って言ってみたい。

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