« こんな携帯電話、なぜないの? | トップページ | 地価下落政策 »

不動産業の明るい未来

六本木ヒルズで、久しぶりにセミナーを受けた。不動産投資&マネジメントを成功に導く「現場力」というタイトルで、パネラーがフリーディスカッションを行うもの。
いろいろ興味深い話はあったが、印象に残ったのは最後の質問。「いまひとりの学生がいたとして、不動産業への就職を薦めますか、それはなぜですか?」。
パネラーは思い思いに、不動産業の未来を語る。あるパネラーは、まだまだやるべきこと、ビジネスチャンスが無数にあるといい、あるパネラーは理論的ではない精神論だが、と前置きして、役に立つことをしているのに、胡散臭い業界と言われるのが悔しいから、この業界で仕事している、マーケットを変えていこうという意欲を持った若い人に入って来て欲しいと語り、かとおもえば、(正直に)、悪いことは言わない、公務員になりなさいというパネラーもいる。
どれも真実だろう。どんな業界にも悪習悪癖は溢れているのではないか。他方、不動産業は不動産金融市場の成長に伴って、ようやく明るい日差しを受けたばかり。マーケット情報が少しずつ開示されて、不動産投資が博打から「投資」になり始めたばかり。だからこそ無数のビジネスチャンスがあり、一方で無数の落とし穴がある。それを面白いと思えなければ、仕事はつまらないだろうからやめたほうがいい。
いい意味でも、悪い意味でも、不動産金融マーケットを存分に利用して、業界で一時名を馳せた会社に、たまたまこの時期に居合わせて、たまたま会社を畳む仕事を手伝っていると、この業界の特性がよくわかる。
ノンアセットビジネスに、メジャープレーヤーが集中するなら、逆張り投資もできるはず。アセットバリューって、なんですか?という本質的な問いに答えを見出だしたひと、あるいは答えの出し方がわかったひとが、次の波でキャピタルゲインを手にするはず。恐れてばかりいては、マーケットは成長しないし、大手の寡占化が進むだけ。中堅こそ、チャンスに溢れている。
わたしは、そう信じているし、だからこそ生涯の職業として、不動産業から離れることはないと思う。胡散臭い「不動産コンサルタント」にならないように、自らを戒めながら。
それにしても、いつになったら「不動産業=胡散臭い」から脱却できるのだろうか。倒産した会社で、会社整理の仕事をしていると、そこにいろいろなひとたちが、群がってくる。面白くもあり、残念でもあり。結局、儲かるってことでしょうかね?

|

« こんな携帯電話、なぜないの? | トップページ | 地価下落政策 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« こんな携帯電話、なぜないの? | トップページ | 地価下落政策 »