こんな携帯電話、なぜないの?
先日、ひとに教えてもらって家電量販店にauが日本ではじめて市場に投入したという、ソーラーパネル付携帯電話を見に行った。二か月ほど前、災害対策として携帯電話用の太陽電池付充電器を購入したが、この携帯電話ならその必要はなくなる。しかしふと考える。なぜいままでなかったのだろう?
ソーラーパネルの技術は昔からあったはずだ。そして私が購入した太陽電池付充電器は、日本製ではなく海外からの輸入品。太陽電池付携帯電話など、とっくのまえに製品化されていいはずだ。同じように、たとえば工事現場や漁師、農家など、振動やほこり、衝撃、水漏れなど過酷な環境下でも壊れにくい携帯電話ってみたことがない。こんなものがあったら、すぐに携帯が壊れて困る、という悩みをお持ちの方々は、とても喜ぶのではないか。また太陽電池付携帯電話ができるなら、振ることで充電する携帯電話があってもいいだろう。そうすれば運動にもなる。Wiiを買わなくても、携帯電話の充電をするために、多くのひとが毎日の習慣として、携帯電話を振るのではないか?最近は、足で踏まれることで発電する方法もあるときいた。それならば足で踏んで充電する携帯電話なんてどうだろう。ストレスフルな会社員(わたしも含めて?)が、「なんだ、こんちくしょう!」などと(上司の顔を思い浮かべながら)足で踏んづけているなんて、気持ちいいではないか。携帯からの電話一本で顧客からも上司からもこき使われる会社員には、「この携帯さえなければ・・・」という意味でも足で携帯をふんづける快感は、一度やったらやめられないのでは?
機能面では、たとえば持主の気分を読み取る、「空気を読む携帯」なんかあったら楽しいだろう。携帯を握る手の表面の温度変化やひとの体からでる微量の電圧の変化などを「読み取る」ことで着信音が変わるとか。「いま電話出たくないだろうけど、出てもらえないだろうか?」とか「ほら、元気がでそうなメールだよ」とか、それが音声でなく、気分にあわせて着信音が変わるとか、音量が大きくなったり小さくなったりとか。
外部の気圧変化や温度変化を読み取って、必要であろう情報(集中豪雨情報、近くで傘が調達できそうな場所、もっとも近い駅の入り口など)をあらかじめ携帯にニュースとして配信するサービスなどは、いますぐにでもできそうなのに、「総合的な」サービスには至っていない。いまいち。そうでなくても携帯電話のWEB検索スピードの遅さは、いらいらを通り越してあきれてしまう。パソコンの光速度に慣れすぎたせいか。
携帯電話の番号がわかれば、自動的に携帯電話にメール送信ができるようにならないだろうか?携帯電話番号と携帯メールアドレスが別物で、どちらか片方しか教えたくない、知られたくないニーズがあるのは理解しているが、どちらか片方しか知らないことによる不便は、意外と大きい。特に相手が乗物に乗っており、メールは送受信できても電話できないとき、たまたま携帯電話番号しか知らないと大変不便だ。逆に携帯メールだけしか知らないと、文字でニュアンスを伝えにくい時に不便する。せっかくポケットベルの時代から進化しているのに。赤外線通信が付いている携帯電話でも、赤外線通信がうまくいかずに、手入力で携帯番号やメールアドレスを入力することがたまにある。これは結構不便。
ペースメーカーをつけている人の近くにくると自動的に電源が切れる仕組みなど、ちょっとの改良でできそうな気がする。一定以上離れれば、また起動するようにすればシルバーシート近辺に限らず、ペースメーカー利用者が安心して公共交通機関を利用できるようになるだろう。同じ発想で、公共交通機関内での通話をすべて一定時間内に限定するシステムもつくれるのではないか。バスジャックなど特殊なケースに備えて、非常ボタンが押されれば自動的に通話制限が解除される仕組みにしておけば、困ることはないのでは?
携帯電話がそのままパソコンの通信手段としてパソコンに接続できる(LANやASDLのように使える)仕組みも残念ながら耳にしたことがない。接続する器械があればできそうなのだが・・・(PHSのときはあったようなきがするのだが)そういえば携帯電話がマンションのカギになるような仕組みってあるのだろうか?SUICAでコインロッカーが使えるのだから、あと少しの工夫で携帯電話がカギになることもできるのだろう。そうすればクルマのキーや、会社の引き出しなども管理できてしまうのではないか?レンタカーもできそうですね。(レンタカーはすでに実用化済みだったような・・・)
このほか体調管理してくれる携帯電話や、持主の精神状態から(秘書の代わりのように)勝手に留守電モードになってくれる携帯電話、長電話を勝手に終わらせてくれる、時間節約志向の人向けの携帯電話、相手の母国語をリアルタイムで翻訳してくれる通訳付き携帯電話など、考えればきりがないぐらい。
そもそも必要な機能をカスタマイズして注文を受けてくれる、オーダーメイド携帯電話はなぜないのだろう?いまある機能のうち、一部だけ使いたい人はいるだろうに。大量生産大量消費を前提にする携帯電話生産は、すくなくともこの国では終わりにしてもいいのではないか?
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